-第13果房- 営業よりも技術が重要だった農業界

冷たい雨の3連休最終日。ビニールハウスの保温カテーンの修理やら、加温機まわりの電気配線修理やらで、作業は汗だく、気持ちはヒア汗をかきながら無事修繕できてひと安心。と、気がつけばBlog更新も連休してしまっておりました。改めて、毎日更新されている方を尊敬すると同時に、どんな状況であれ継続できるように現状管理も改善していかなければと反省するところです。

2018バージョンへのリノベーション

年末から、ふと思い立ち事務所スペース&キッチンスペースのリノベーションに取り掛かりました。本格的に栽培を開始したイチゴの作業スペース確保や、2018からの取り組みにより合うレイアウトに変更していっております。

アグリテインメント

そんな中、本棚を整理していると、『ハイパワーマーケティング』を見つけました。毎月参加させていただいております、職人起業塾の高橋塾長オススメ著書であり、今年のホットシートへ向けても読み込んでおかなければと、リノベそっちのけでページをペラペラ。中に出てくる、あなたの強みと弱みを見抜く50の質問をBlogのネタにしつつ自己分析していってみようと思います。

Q2/50

仕事を始めたとき、どうやってクライアントを得たか?販売促進の経緯は?(どんな手順や方法、行動をとったのか?)

自分が実家に戻り農業に入ったのは、2001年1月。当時は父親の見よう見まねで日々仕事をしておりました。栽培品目は出荷用の大玉トマトと自家消費用のお米のみ。出荷先は全量市場(いちば)出荷。質問からすると、どうやってクライアントを得るとかではなく、日々収穫したものを選別し、市場に持っていくだけでした。

いわば、クライアントを得るための営業ではなく、販売促進≒いかに市場で値がつくようにするのか?を考えることが農家が考えることでした。そのためには、端境期をねらい出荷する・肩値(品目ごとの最高値となる等級)を多く出荷できるようにする・秀品率をあげるなどを考えていました。

消費者側に対してというよりは、自分自身の栽培技術の向上に特化できた時代であり、そのために他の農家さんのところへ勉強に伺ったり、栽培に関するデータや書籍を読み栽培テストしてみたりしていました。

マルチな能力と哲学を求めらる時代へ

そう考えると、市場流通が中心だった時代は農家も職人的に栽培に特化し技術を高めること=収益増の構図でしたが、昨今の農家に求められる能力は範囲が広がったといいことになります。直売所や道の駅に行けば、ウレスジを考えて価格設定や商品企画すること、ファーマーズマーケットに行けば、コミュニケーション能力、それらを逆算して、どんな品目・品種を選定するか?などなどマルチ能力に加え、理念や価値観など作物以外にも本人自身も向上さえていくことが求められる時代になりました。

栽培に特化できることも楽しみなら、マルチに自分を向上させ続けることも、難しいからこそ楽しみがある。どちらが良いか悪いかではなく、どちらにせよ自分自身を成長させてくれる農業がますます面白くなってきたと感じています。


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2018年1月21日(日)10:30-16:00@キャルファーム神戸


 

-第12果房- 恒例の伊勢神宮参拝へ

ここ数年、1月3日の恒例行事として、伊勢神宮参拝しています。地元神戸からは約3時間。高速道路の整備のおかげで、気軽に参拝できるようになりました。朝の凛とした空気感と、期待に胸を弾ませる参拝者の方々にまじり、良いご神気をいただけました。計らずして、内宮・宇治橋に到着すると綺麗な日の出も拝むことができました。こうして何歳になっても元気で参拝ができるように、健康への意識も高めていかなければなりませんね。

アグリテインメント

畑に戻ってみると、ビニールハウスに少し、不具合を発見。応急処置を済ませておきました。まだ三箇日ということもあり、今日はこの辺で。


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-第11果房- なんで農家になったのか?

新年2日目。日々は脈々と続いてはいるものの、カレンダーを見れば新しい年を迎えて気分も変わったような気がするのは不思議ですね。形式上の仕事はじめは5日からですが、出荷は今日からスタート。いつもと変わらずの一日となりました。

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自分と向き合う

とはいえ、まだまだ世間ではお正月休み。電話も鳴らなければ、緊急対応もなく、仕事をこなしつつ考え事を。持って生まれた性格上、相手軸で物事を考えることが多いのですが(それ自体は長所であると思っていて、問題視しておりませんが)、自分を知り、強みを活かすのは今年のテーマでもあります。これまで幾度か取材などで質問を受けてきました『なぜ農家になろうと思ったのですか?』について改めて考えてみました。

結論からいくと、実家が農家だったから。ということ以上でも以下でもない。それまでの仕事がいやになったわけでもなく、農業に何か可能性を感じてとか、農業を変えてやる!といった意気込みもなかった。新規就農のようなハードルもなく、たいした準備もせず、そこにある農業に入っただけ。というのが正直なところ。小さい頃は(1970〜80年代)こんな神戸の片田舎の育ちでも、農家であることが少し嫌だった記憶がある。それがなぜだったのかは今はわからないが、TVで芸能人が畑に行って農家と交流したり、農業をやっていたりするなんてことは、その当時は到底考えられなかった時代。まわりはサラリーマンの親をもつ友達も多くて、なんとなくそれがカッコよく見えたのかもしれません。

意識ではなく必然?

気が向いた時には、定番の箱折りなどの手伝いを少しはしていたものの、特に興味があったわけでもなく、両親も子ども達に継げとは言わなかった。考えても考えてもたまたま家に戻ってきた。ということに思考は戻ってくる。そう思えば、実家が農家であったということが一番のきっかけだったのかもしれません。

カエルの子はカエルで、自分も子どもがどんな選択をするのかについては任せようと考えています。どうやって子ども達が人生を選択すればいいのかはしっかりと支援していきますし、その上で何かしら自分と一緒に仕事をしたいと思わせるような自分でいられるように、まだまだ面白いことをやっていこうと思います。小さな一農家でも脈々と受け継いで行く中で、より良くしていく気持ちが大切かもと考えることができました。


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-第10果房- 2018年のテーマは『家』

あけましておめでとうございます!

2018年も宜しくお願い致します。皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、お祈りいたします。

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農作業や収穫はほぼ休みに関係なく進めるものの、年末年始の過ごし方にも余裕ができ家族一緒にのんびりとお正月を過ごしています。氏神様とご先祖に手を合わせ、おせちを囲みながら、今年のテーマを何にしようか考えておりました。例年以上に、気づきがあったり、考えたりしていることが多いなと感じたのは、「家」というキーワードでした。

3つの『家』

一つ目は、『家』族。仕事をやっていることもあり、両親ともほぼ毎日顔を合わし、一緒に仕事をしております。子ども達は、学校から帰ってくると畑や庭を走り回る姿を見ながら仕事ができるのは有難い環境ですね。それ以外にも、スタッフやお仕事の関係にある方とも、単なる仕事上のお付き合いだけでなく、より深いお付き合いができればと考えております。

二つ目は、『家』庭。家族がいればそこには、家庭が存在します。食卓、住まい、暮らし、子育て、健康、などなど、仕事上、食はもちろんのこと、それ以外の環境についても関われるよう、いろんな企画を実践していきます。

三つ目は、農『家』。ここ数年、農業経営者チックにあちこち動き回っておりましたが、自然と向き合い、作物と向き合うこと以上に楽しいと思えることはそう多くなかったのが実感です。だからといって、単なる生産者として栽培に没頭するだけではなく、楽しいライフスタイルの実践者であり、発信者としてブラッシュアップしていきます。建築家、陶芸家、音楽家などなど、家のつく仕事として、より個性や発想力を鍛えていきます。

この3つの家をテーマに、今年はとにかく行動に集中していこうと思います。Do→Do→Do、たまにCheckぐらいのイメージでやっていこうと思います。今年も一年、どうぞ宜しくお願い致します!


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-第9果房- 2017年、どれぐらい影響の輪は広がったのか?

師でもなく走りまわり、気づけば12月29日。大凡の仕事が片付き、来年に向けての準備も着々と進めております。勉強中のSTR<素質適応理論>でいくと、2017年は『安』の年。のんびりムードでなにかとタラタラしてしまいがちではありましたが、独創性が強まり創作意欲がわく年でもありました。来年からは運気も上がり目なので、あともう2日しっかり過ごして新年を迎えようと思います。

第52回職人起業塾

そんな中、今年最後の職人起業塾に参加してきました。今回は高橋塾長より「キッカケをチャンスに!」の特別講座からスタート。世の中には無限の情報や事実(キッカケ)は転がっているものの、それをチャンスに変えることができるかどうかはまさに自分次第。セルフイメージを高く持ち、現状とのギャップを認識して、その差を埋めていく。よりよくありたいという「欲求」とキッカケが重なったときに、チャンスに変わるのだと教えていただきました。自分の人生を俯瞰し、良い状態をつくる習慣を持ち常に自分をコントロールしていくことが求められますね。

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影響力の輪は広がったのか?

関心の輪はいくらでも大きくすることができても、自分自身が影響を及ぼすことができる範囲でしか現実は変えられない。毎月「何をしたか?」その結果「どんな成果があったか?」を話し合い、影響の輪がどうなったを話話し合いました。自分の中のBEST3をあげると、

  • ブログを今一度書きはじめた → 共感のコメントがついた
  • USP(自分の強み)を整理した → 自分のやることと、コラボすることが明確になった
  • 自分が何をしたのか記録した → 優先・劣後順位が見えてきた

と、影響の輪は大きくなったというよりは、輪郭がはっきりしたというのが実感です。性格上、ほっとくと関心の輪を延々広げていっていたような気がしていたので、影響の輪にピントが合ってきたのは(いまごろかいな。。。)今回大きな気づきでした。

自己欺瞞から抜け出す

2つめのお題は、時代の変化に対応して変わったこと、変えたこと。でした。AIはじめ情報革命の真っ只中、参加メンバーで異口同音に出された意見は「オンリーワンであること」。自分が考えたことを、日々実践し続けることで、知恵や哲学を創造していき、さらにブラッシュアップしていく。それこそ、きっかけは模倣であってもやがてその人なりの個性や考え方が加味されていけば、オンリーワンに近づいていけると思います。単なるテクニック論から脱却し、感性を研ぎ澄まし、自分が面白いと感じることを実践していく。その繰り返しが、影響力の輪にも繋がっていくと思います。

振り返ってみると、この職人起業塾には2年半前から参加させていただいておりました。この勉強会の場に参加していなければ、今どうなっていたものかと考えるとぞっとします。反面。成果に繋がっていないとすれば、その原因は自分との目標設定と成果にコミットしきれていないことにつきます。インプットのためのインプットで1ヶ月を過ごすのではなく、アウトプットの確認と次なるアウトプットの為のインプットの場にすることが来年への課題であり、それを達成していくことで自分がどう成長していけるのかが楽しみなところです。次回までのミッションは、月次の目標とそれを達成できた時にどうなっているのか?を書き出すことにします。

来年11月の職人起業塾の席でのホットシート(自身のビジネスモデルをプレゼンし、塾長&参加者様からボコボコにブラッシュアップしていただく場)の機会もいただきましたので、ますます自分と向き合うことが楽しみな一年になりそうです。

主宰の高橋塾長様ならびに、塾生の皆様一年間お世話になり、有難う御座いました!!!


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2018年1月21日(日)10:30-16:00@キャルファーム神戸


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-第8果房- 農業における問題は以外とこんなことかもしれません

師匠でもないですが、何かと走り回っている12月。気が焦るだけなのか、単なるスケジュール管理のレベルが低いのかを検証しないと、ほんとチリが積もって埋もれてしまいそうな年の瀬。

就農イベントでの変化

そんな中、マイナビ農業さん主催の就農FESTに参加。新規採用は少し先にはなりますが、マイナビ農業さんの勧めもあってブースに鎮座。一昔前までは、かなり賑っていた就農イベントも参加者はちらほら。大規模リストラや非正規雇用が問題となり、そんな人材を農業界へ!と様々な政策誘導を実施してきた時代は過去のものとなり、もはや150万円/年の給付金や、一時期の移住支援だけでは、就農者を獲得する事は不可能な(と、あえていいきってみる)段階にきていると感じています。

ブースに来られた方とお話していると、農業界のリサーチ、ライフスタイルと農の関わりを模索している方が多く、もはや新規で農家になるということ=それだけの専業。という概念に無理があるのかもしれません。折しも時代はWワークやクラウドワークなどライフスタイルを軸にどう働くのか?終身雇用・年功序列は崩壊し、人生設計の中で、いつなにをするのか?を真剣に考える方が増えてきています。

農業内外のギャップ

一方、農産物を取り巻く環境は、ITなどを活用した物流や小売、それらをマッチングしたり、集約したポータルサイトが増加したりと、既存のシステムと新しいサービスがせめぎ合い、いわゆるJA vs 民間企業のような構図でしのぎを削っております。

しかしながら、買い手はいろんなものが増える。売り手は今までどおりの流通に乗せている。結果、売り買いのミスマッチが大量発生しているのが現状です。リアルな農産物を一斉送信できるわけはなく、在庫管理などの分野ではITが活用できても、実際にモノを運ぶとなれば結局、ロットや安定供給から効率を図ることしかでいないのではないかと考えています。

アグリテインメント

だれがつくるのか?

ここ近年の農業政策から感じることは、個に傾きすぎた支援策、販路側に傾きすぎた支援策が目立つと感じています(農家に直接的に関わる政策に特化したとして、農業基盤整備などの対策もしっかりやってはいただいておりますが)。そのために、少量多品目 x 宅急便物流 x 消化仕入れにより、口に入るまでに消えていく農産物が増える一方で、効率的な物流を生み出すロットを確保できる生産基盤が減少傾向になっていると感じます。

簡単に在庫できない生鮮野菜の分野において、生産と流通消費は、たまごとにわとりの関係ではありますが、マーケットインの前にモノがなければ話にならない。そのためには文字通り、地に足をつけて『つくる人』を増やすこと。しかし、つくることは、文字通り汗をかく人なわけで、そこに飛び込みたい!人は圧倒的に少ない。世の中楽な仕事がいっぱいありますもんね。

これまでの『専業農家』といった概念だけでなく、社会変化やそれにともなう働き方、生き方とリンクして、農業との関われる仕組みをつくり、誰が生産をするのか?を新しく考えていくことが大事になってくるのではないかと思います。

可視化されつつある結果に注視しつつ、次のステージを考えていかなければなと感じたいい機会でした。


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農家のおしごとナビ・1day農業体験・就農セミナー

2018年1月21日(日)10:30-16:00@キャルファーム神戸

★アグリテインメント塾-fields-★

2017年12月23日(土)16:00-19:00@キャルファーム神戸

農業に興味はあるけど。。。素朴な疑問から、就農まであなたらしい農との関わりをご提案いたします。気軽にご参加、お問い合わせくださいませ


EAT LOCAL KOBE

2017年12月23日(土)9:00-12:30

神戸市役所南・東遊園地で開催中のファーマーズマーケット

今回は年内最終開催&クリスマスバージョンでの開催となります

-第7果房- 農家としてお客様に何を伝えるのか?

12月に入り、朝晩は冷え込みが厳しい日もちらほら。寒さに凍える辛さもありながら、四季折々を感じながら仕事をするのも日本ならではの特権と考えれば、いかに楽しむかを考えることも必要ですね。

年末のご挨拶というよりは

なかなかリアルタイムに更新ができておりませんが、お世話になっております方々へご挨拶へ。今年一年のお礼が3割。来年への展望が7割。どこへいっても、前へ前への話が多くなり、カレンダーはひとつの区切りとして、新しい取り組みについていろんなお話ををさせていただきました。

アグリテインメント

公設市場の卸売会社さんから、牛乳宅配店、スーパー、美容院(?)まで、なかなかバリエーション豊かな出荷先をまわり、あたらめて食との関わりがいろんなところにあるんだと再認識しつつ、どこに卸す、売るのかを考えておりました。

伝えたいことは何か?

成分、機能性、見た目、食味、価格などなど、お野菜の基準をどこにもってくるのか?は農家的マーケティングには必要不可欠なものではあります。最近は、『これを食べれば◯◯に!』とか、『△△は食べないほうが良い!』などの記事をよく目にします。しかしながら、自然に左右される部分が大きい野菜栽培において、スペックやエビデンスだけのマーケティングに終始するのも限界があるかと感じております。栽培分野でのテクノロジーが進化し続け、機能性を担保することができるようになってきていることは、農家にとっても食べる方にもメリットはありますね。それ以上に、自分が感じるのは、

どんな風に食べるか?

を大事にしたいと考えています。食べたものでその人は出来上がります。さらに言えば、それを誰と、どんな場所で、どんなことを話ししながら食べるのか。にも目を向けてもらえればと考えています。単に空腹を満たすだけの「消費」者にはなってもらいたくないし、自分を形づくるものであり、自分自身を豊かにする時間として、食べることを考えてもらえるような発信を、農家としてやっていこうと思います。


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マイナビ農業FEST出展

2017年12月16日(土)13:00-17:00@マイドームおおさか

農家のおしごとナビ・1day農業体験・就農セミナー

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2017年12月23日(土)9:00-12:30

神戸市役所南・東遊園地で開催中のファーマーズマーケット

今回は年内最終開催&クリスマスバージョンでの開催となります


 

-第6果房- 農業x教育も面白いと思ってます

師走に入り、冷え込みの強い朝もちらほら。今年の締めくくりをしつつ、来年に向けたスタートも考えながらの盛りだくさんの1ヶ月になりそうな予感。

師走の恒例行事

ここ近年の12月第1週末は、自身もインストラクターを務めます、オンリーワンスクールの研修会。全国からインストラクターが一同に会し、レベルアップと交流をします。全国規模となると、この会でしかリアルにお話しできない方も多く、貴重な機会です。

本部所在地であり開催地の鳥取市は、温泉や特徴ある美味しいお店が多く、研修会でクタクタになったあと、すぐに元気になります。

オンリーワン

何事も習慣化

そもそも、オンリーワンスクールのインストラクターになろうと思ったきっかけは、スタッフの育成や子育てで、コミニュケーションがうまく取れないな。と感じていることを、お世話になっている方にご相談させていただいた際にご紹介いただきました。

自分が考えていることを、的確に相手にどう伝えるか?最初はテクニック論を学べればいいかなと軽い気持ちしかありませんでした。しかし、学べば学ぶほどに、テクニックではなく本質的に自分を成長させていくことこそが重要であり、解のないゴールに向かって延々と行動しつづけることが必要なことだと感じています。

最近になって、自分の考えを伝えることが、少しは出来るようになってきたかなと感じています。学び、実践し、繰り返し、習慣化できつつあるなと感じています。適切な言葉を選ぶ、具体的に話す、簡潔に話す、傾聴する、質問する。などなど、一口にコミニュケーションといっても、複数の能力や個人の考え方が問われます。これから年末年始、多くの方とお会いするこの時期。その場を道場にして、自分を磨いていきます。

食べることも、考えることもどちらも大事なこと。農業を中心に異分野を掛け合わせて楽しい場所にしていくことをこれからも考えていこうと思います。


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-第5果房- 出荷選別の際に気をつけないといけないなと思うこと

この時期、周期的な雨に悩まされ、畑の作業は段取りがくるいます。一方ビニールハウス内はほぼ、計画通り。なかでも、大玉トマトの収穫量が増えてきました。まだまだ収穫量からすると、週2回ペースの収穫でいいかな〜。なんて考えておりましたが、もう一回収穫を入れてローテーションを組み直ししなければあかんぐらいの量になってきました。

農産物製造業として品質担保

いきなりお金の話で恐縮ですが、売上=出荷量x単価であることは間違いなく、収穫量が増えるのはありがたいことでしかないのですが、気をつけなければいけないのが、単価。こちらを左右するものは、出荷選別作業なわけで、収穫量が増える→集荷・出荷時間の締め切りに追われる→選別が甘くなる→単価が落ちる。とならないように気をつけなければなりません。

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そう考えると、選別作業は農家にとっての最後のチェックラインであり、価値を決定する最終チェックとしての重要な仕事になります。折しも、世間では品質管理の偽装やデータ改ざんが取りざたされており、農産物製造業としても対岸の火事ではなく、自分ごととしてとらえなければなりませんね。

天候の影響を受ける農産物では、工業製品と違って均一なものがゴロゴロ取れるとはいきません。ひと昔前の、市場流通における選別基準とは、①大きさ②形状③量の3つが基本でしたし、それ以外には生産地なども含まれておりました。

しかし、最近では農家さんからお客様への直接販売などがはじまり、上記以外にも、味や栄養成分など、農家さんごとに特徴ある選別がプラスされ、判断基準が増えてきたように思います。

何を基準に判断する?

そう考えると、選別における目的として考えれば、最終的は誰かの口に入り、その人の体をつくっていくためにはどんな選別が必要になってくるのか?を考えることが農家にとっては必要なことになってきます。

市場流通が悪いわけでもなく、直販が全てでありません。本質は輸送や販売コストを優先させるのではなく、食べてもらえるからこその、販売があり輸送があるということ忘れないことかなと思います。

”食べている人の顔を思い浮かべて、選別出荷してほしい”

とは、お世話になっております出荷先の社長様のお話です。一農家として、そのことを全てにおいての判断基準として日々仕事をしていかないといけないし、よりその場面に近いところで農業をやっていくことができればと思います。


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-第4果房- これまでの人生を決めた3つの出来事

週末のイベントラッシュの影響を残しつつ、少しづつ溜まっていく畑作業。。。さらに追い討ちをかけるように、打合せやらご相談対応やらで忙しくさせてもらっております。そんな中ではありますが、これだけはなんとしてでも!と思って参加させて頂いておりますのが、すみれ建築工房・高橋剛志社長が主宰されております【元祖】職人起業塾。日頃じっくり考えることのない領域をテーマに、レクチャーを受け、自分なりの考えを発表する、グループコーチングスタイルの勉強会です。

これまでの人生を決めた3つの出来事

人生の中で、自然現状や偶然はあるにせよ、今の自分を形づくっているのは10年前の自分の選択。また、10年前の自分は20年前の選択から。と自分自身の選択の連続が、今の自分といえるかもしれません。これまでの人生の中でも、いわゆる『ターニングポイント』といえるような出来事はなんでしたか?というのが一つ目のテーマ。

①ハワイで溺れて死にかけたこと

知人の結婚式でハワイにいったものの、プライベートビーチで溺れ(カナヅチなくせに南の島で浮かれてしまった。。。)、救急搬送され、集中治療室で入院。結婚式参列はおろか、医師の指示も聞かず強引に工程どおり帰国する始末。
人間死んだ気になればなんでもできる。とはいいますが、まさにそれを体験させていただきました。ある意味これからは生かされた人生をどう生きるか、あらためて考えなければと思います。
余談ですが、救急搬送の途中現地のレスキューの方が、瀕死状態の自分に向けて「今度は英語とスイミングを勉強してから、ハワイに来なさいね!」と声をかけられ、アメリカンジョークというか、ポジティブ&ユーモアある考え方するんだなと異文化コミュニケーションさせていただいた事件でありました。

②JA全国農協青年部協議会会長依頼をお受けしたこと

2010年度に大役を仰せつかりました。神戸で生まれ、育ち、働いたのち、2001年に就農してからも、神戸を離れて生活したことがなかった自分にとっては、お役目を頂いて東京にいくなんてことは考えもしなかったことでした。
良くも悪くも関西人気質。アンチ東京的な考えしかなかった自分が、人・組織を通じてグイっと視野を広げていただきました。一年間という短い任期ではありましたが、同時に全国各地にも行かせていただき、夜な夜な農業について話をしたメンバーと今でも繋がりがあることは、感謝しかありません。

③STRコミュニケーションと出会ったこと

人生紆余曲折があるのは当たり前、人それぞれ個性があるのは当たり前。そんなことは100も承知の上でも、人と人はうまく行かないことも多いのが現実。お世話になっている方からSTRコミュニケーションを紹介していただき、思いっきりハマりました(笑。現在は自分もアドバイザーとしていろんな方のご相談を受け付けさせております。
その人が持つ個性、運気を知り、互いに理解尊重し合う関係性をつくることができることや、人も自然の原理原則のリズムの中で生きていることを教えていただき、農業と通じる点も多いなと思っています。
『自分と世界を幸せに』『脳を緑に』といった理念も大好きです。

【BLOGだけの番外編】
3つに絞ることが重要なポイントではありますが、最後まで悩んだあと2つをご紹介させていただきます。

・子どもが生まれたこと
自分にとって『父親』という役割ができたことで、モノの見方、考え方が変わったように思います。まぁそれまでは好き放題やっておりましたが、自分の思考よりも優先順位が先になることがあるんだと思うと、大きな出来事のひとつです。

・高校1年生2学期から、ハンドボール部に転身したこと
小学生から高1・1学期まで、ずーっと野球をやってきたのですが、監督と起用方法を巡って対立(エラーをもとに干されただけ。。。)し、退部を決意。たまたま前の席に座っていた同級生の誘いもあって転身。それまでは、やりとげなければ!と考えることしかなかったのですが、自分が知っている世界以外にもいろんなことがあって、やってみることが大事だなと気付かされました。反面、目移りして長続きしない原因もここにあるかもしれません。いづれにせよ大きな出来事のひとつです。

あんた、誰?

これが2つ目のテーマ。誰しも唯一無二の存在。それぞれに、天命・運命・宿命を持つなかで、人や社会とどう関わっていくか。それが自分だけの役割であって、それをどう意識するかで、5年後、10年後の自分がどうなっていくのか、自分をどう創っていくのかに繋がるんだと教えていただきました。

5年後には、こんな農家になりたい!と思われる、
農家としての新しいロールモデルに自分がなる。

これが、自分が考える役割です。これまでの農業の延長線上での可能性も探りつつ、全く新しい価値観・システムを創造することが自分の役割であって、そのためにはオモロイ!と思えることを、いつも自分自身で臨床実験していくことがワクワクします。
最近になって意識が変わってきたのが、『後進を育成したい』というよりは、『もっと自分がオモロくなって、そんな自分をめがけてくる人が現れるような、人になりたい』と思うようになりました。
このテーマを自分なりに解釈すると、役割=使命。これからのこのテーマをしっかり意識しつつ、必ず終わりがくる命・一度しかない命・それがいつまでかもわからない命を使っていこうと思います。

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真の学びは懇親会にあり

毎回、高橋社長がおしゃられております『名言』です。グループコーチングに引き続き、食事をしながらの懇親会はさらに内容の濃い話題が突然飛び交いはじめる様子はライブならでは。メニューが決まっている第一部とは違って、今回も緊張感と充実感溢れる時間でした。建築・リフォーム業界での企業、職人さんの育成に日々ご尽力され、ハードスケジュールをこなされている中、このような場を提供していただいておりますことに感謝しながら帰路につきました。


すみれ建築工房
家ではなく、暮らしつくる神戸市西区の工務店様

職人起業塾
建築・リフォーム業界の人材育成を真剣に考え、業界を再編する勉強会

STRコミュニケーション協会
自分と世界を幸せにする、世界一やさしい帝王学でコミュニケーションをよりよいものへ


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