農業談義。

すくすく育っております、トマトやミニトマトを前に出荷に追われる日々。スタッフもフル回転で対応してくれていてほんと助かっております。引き続き、畑の準備も並行してガッツリ動きまくりな日々が続きそうです。

そんな中、JAS認証取得の有機農家さんと、移動中にプチ農業談義してました。そもそも一般的には有機希望の就農者や生活者の方は多いとは思いますが、その定義はあいまいですよねと。有機の反対は?と聞けば返ってくるのは、『農薬をつかっている』とか『化学肥料を使っている』とか。そのとおりではありますが農業界的には、有機農業についていろんなアプローチがありまして、話題はそんなところに。

哲学か科学か。

農家サイドからすると、自然を大切にするとか、自然の原理原則に従うとなど哲学的な面から有機を捉える方と、有機栽培であってもより自然の原理原則を探求し、そのメカニズムを活かして野菜を育てるなどの科学(理)系の有機農業も普及しております。加えて自然農法や◯◯農法など、多岐にわたるアプローチで有機とはなにか?を農家さんは考えているわけです(もちろん有機以外にもいろんな栽培方法が無数にあります)。

人口のわずか3%の農業者人口にあってもいろんな考えがあり、またそれぞれが交わらないことも多くあります。そういう意味では、農家それぞれの哲学観って以外と強いなと再認。反面、地球上の3%しか科学で解明できていないとの見方もあり、今後は科学の進歩とともに有機農業もより自然の原理原則に近づいて行くのかもしれませんね。

自分なりのアプローチ

大西も最近は有機農業の勉強中でもあり、興味深々でお話を伺っておりました。自分の場合、どちらも大切にしたいな(単なる中立派ではなく)と思っております。哲学と科学での派閥争いではなく、崇高な哲学の実現の為には、今後もっと科学的に解明されることも有効に活用していく。いうなればどっちかいい?ではなく、違いが延長線上にあるイメージが一番しっくりきます。できればそこに楽しさをプラスすることでもっとしっくりくるんですけどね。

異業種間の交流も学ぶことが多いですが、同業ならではのアルアル話ですこしほっこりした時間でした。

 


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