-第32果房-
今日は一日畑仕事。降ったり止んだりの雨の中、着替えようか、どうしようか考えているうちに、タイミングを逃し、ほんのり濡れたままの仕事着で過ごすことになりました。
いざ、という時にも活用される農
6月18日朝の大阪北部地震からまだ6日。被災された方々にお見舞い申し上げます。今回の地震では、建築基準違反の放置や詐欺、フェイクニュースなど、肝心の事後処理以外のところでのニュースが多いようですが、本来なら天災を人智で解決することが求めれらるところ、人災も付加されているようで少し残念に思います。
都市部での地震ということもあって、記憶が蘇ったのが、「防災協力農地」。自分が初めてこの取組を知ったのは、東京都墨田区。農家と行政が連携し、地震などの自然災害の発生時に農地を活用して、避難場所や救援物資の保管などを行います。もちろん、収穫できる農産物があればそれらも食料として提供することになります。農家は農業倉庫などを提供し、非常用電源や食料・水などの備蓄する役割も担います。
この制度、東京で30件・埼玉で10件ほどが協定を結ばれておりますが、その他の地域ではほとんど事例がありません。日本でいう5大都市はもちろん、どこの市町村でも都市部や住宅密集地はあるわけで、この取組は農家としても、もっと認知してもらえるような動きをする必要がると、今回あらためて考えさせられました。
普段がいざに役に立つ
普段の生活の中で、食べ物がどこから届いているのか、誰がつくっているのかを考える時間はどれぐらいあるでしょうか。こういった自然災害などの「いざ」に備えるためにも、何より日々の暮らしにも、農家というパートナーがいることで、食べ物をつくる人が思い浮かぶ暮らしができることが少しばかりの安心に繋がると思います。そんな時、真っ先に思い浮かべてもらえるような人であれるようにならないと。と思います。
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