【いよいよ新プロジェクト実践】
収穫終了と同時に撤去を開始しましたトマトの樹。なんだか少しアートな雰囲気です。と、写真を撮っている間に、スタッフがどんどん積み込んでくれておりました。感謝。その量、2400㎡のビニールハウスから3tトラック満載。よく載ったもんです。
トマトの樹は今年から、高槻バイオマス粉炭研究所さんへ持ち込みさせていただき、くん炭にしていただくことに。2月にエントリーさせていただいた、世界農業ドリプラでのメンター・中川さんからご縁をいただきました。中川さん、有難う御座います!
トラックへの積み込みも一苦労でしたが、降ろすのも一苦労。製炭炉にまんべんなく敷き詰めていきます。樹同士がからまってなかな均等に敷き詰められません。
一通り準備が終わったころには、こんな状態。。。
トマトのベットで爆睡中。
新プロジェクトとは、畑から出た野菜残渣を、くん炭化していただき、また畑にも戻すいわゆるリ・ユースが目的です。野菜を実らせるお役目を終えた野菜が、また次の野菜のために生まれ変わる。なんともいいお話。そんな想いを実現してくださった、高槻バイオマス粉炭研究所の島田さん、ありがとうございます!
【可能性の環を広げる】
一通りの作業を終え、島田さん・農家の末延さんと、一緒に歓談中、心に響くお話がありました。
『使い終わったら捨てる。それを活用する。だからリ・ユース。それはそれでいいことやと思うけど、最初から捨てるモンなんてない。すべては循環の一過程、だから、サーキュレーションやで!』
なるほど。。。自然の摂理は環になって繋がっている。その環を切らないような考え方を持つことが大切なんだと教えていただきました。そんな島田さんから、さらに炭を活用したサーキュレーションな取り組みについてもお話をお聞かせいただきました。
じっくりと熱を加え、体内にエネルギーをしっかり取り込むくん炭のように、自分も一歩一歩想いをカタチにかえていく。そんな気持ちにさせていただいた一日でした。